１９８４年（昭和５９年）から活動を始めた『布の絵本「たんぽぽの部屋」』（現在会員２８名）は、今年で３３年目を迎えられるそうです。
これまでに、厚生大臣功労賞（平成12年）、知事功労賞、緑綬褒状受章など数々の賞を受賞されています。
↑ 中に空き缶が入っています。
作業室では、賑やかに皆さんで教え合いながら
製作されていました。
代表の黒木さんは、「月二回しかないこの活動が楽しみで待ちきれないんです。
私たちの生きがいにもなっています。」と笑顔で語ってくださいました。
これまで製作された作品総数は約３８０作品。
絵本だけでなく、布のおもちゃも多数。
例えば「さかなつり」のおもちゃ。魚と釣竿（もちろん布製！）にはマジックテープが縫い付けてあります。
タコやイカに熱帯魚・・・小さな子どもさんたちも大喜びされることでしょう♪
釣れるかな♪釣れるかな♪
こちらはバースデーケーキのおもちゃ。
一つ一つのパーツにマジックテープが付いていて、
デコレーションするイチゴやローソクの数は変えられます♪
こちら絵本「ぼたんのいろいろ」は、
沢山の種類のボタンが縫い付けてあり、
とってもきれいでした。
「じゃんけんサイコロ」は、両手で持つ大きさ。
何が出るかわからないので本当に運任せの勝負！
「ストラックアウト」は子どもから大人まで盛り上がる人気のおもちゃです！
球は布でできているので、もし当たっても痛くありません。
絵本の製作は、アイデアスケッチから入り、色々な素材を使ってデザインに工夫をされているそうです。中には、叩くと音の出るものや、ポケットからおもちゃが出てくるしかけが隠されていたり、オリジナルストーリーの絵本もありました。
絵本やおもちゃは、個人や保育園、介護老人施設等への貸し出しもされています。
今後の活動予定としては、子育てイベントでの展示会や、中学校の講座にて防災頭巾を製作するなど、楽しみな企画があるとのことでした。
布の絵本「たんぽぽの部屋」では、体験者も募集中です！お孫さんのために、子どもさんのために、と活動を始めた方もいらっしゃいます。皆さんも、お気軽に見学にいらしてください♪
布の絵本「たんぽぽの部屋」
★活動日時 毎月第２、第４月曜日 １０時～１５時
★場所 宮崎県福祉総合センター本館１階
